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イヤよイヤよも好きのうち
第13章 やさしいひと


コツン


授業中、頭に何かが当たった気がした。辺りを見ると、斜め後ろの席のレンジくんが、下を見ろってジェスチャーをしていた。


“今日、部室で待ってる”


足下に落ちていた紙くずには、そう書かれていた。振り向くと、もうレンジくんは机に顔を伏せていた。


(レンジくんから誘ってくれた…!)


レンジくんがハズレくじの掃除当番だった月も終わり、受験勉強も忙しくなってきた折…あたし達は少し疎遠になっていた。せっかく同じクラスで席も近いのに…レンジくんは大抵を、ああやって寝て過ごしているからだ。


(嬉しい…久しぶりにレンジくんと…//)


あたしは佐藤くんとの勉強会を断って、放課後は一目散に視聴覚室へと走った。



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