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イヤよイヤよも好きのうち
第14章 べんきょうかい
『サナエ〜』
『ほんなら、一人でイけば?』
胸の前で腕組んで、背中向けてやる。
もう知らん。何回ヤッたら気が済むんや。
『一人とか嫌やぁ…』
『…………』
『サナエ〜サナエちゃーん。』
『…………』
冷たくあしらい続けた結果。
いよいよ、とうとう、カズマの沸点がきた。
『〜〜〜ええやんかぁ!!
一緒ん気持ちよーなろーやぁ!!』
〜〜〜あほっっ!!
いま何時や思てんの?ひとの部屋で堂々と、そんな大声出さんでよ。
『しー!うるさいからッ』
ご近所さん、ごめんなさい。
こんなアホの子、夜中に部屋にあげたんが間違いでした。ゆーても、悪い子ぉやないんですよ?まーまーいい子です。やけど…
ほんまにすいません。
スペック
あたし、サナエ。大学3回生。
駄々っ子、カズマ。同期。同学部。