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イヤよイヤよも好きのうち
第14章 べんきょうかい


それから────


無事にテストも終わり、そのまま夏休み到来。カズマとはあの日以来、おーてへん。


『ん、カズマー?昨日も遊んだとこやけど…別に、いつも通りやったと思うで。』

『そうなんや…』


久々に会ったセイくんに聞いても、カズマのことはよー分からんまま。あん時の会話は何やったんか…?別に気にするほどの意味は、ないんかもしらんけど。
とりあえず、元気にしとんやろか。


『なに、カズマとなんかあったん?』

『え、いや…別に何もありませんけども。』

『『プッ…なんで敬語やねん(笑)』』


揃ってつっこんできた仲良しカップルは、友達のマキとその彼氏(セイくんこと)セイタロウくん。さっきまで、あたしと遊んでたマキをセイくんが駅まで迎えに来たとゆう…いわゆる、リア充見せびらかしーの図ぅや。


『なんやカズマに用事あんねやったら、オレ伝えとくけど?』

『いや、なんもないし。』

『まあまあ、そない照れんと。どーせ明日会うし、遠慮せんでもいいんやで?』

『照れてへんし。遠慮もしてへん。あえてカズマにお伝えすることやこ、ございませんもん。』


別に用とかない。
それはホンマのことや。



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