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イヤよイヤよも好きのうち
第14章 べんきょうかい
『『あ〜やし〜♡』』
何もあやしいことやあるかい。あたしら所詮、テス勉する程度の繋がりしかないんやから。
………え?
いや…胸舐められたことはあるけど?
……う、うんそやな。
じゅーぶん奇抜な仲やて、思われても仕方ない気ぃもする。………け、けどな?!あれは既に水に流しとぉやんか?!マキにもセイくんにも、モチロン言うてへんし。ナシやナシ、ノーカンやっ!
『ほなまたな、サナエちゃん。』
『サナエ、また連絡するな〜』
やっぱカズマとあたしは
ただの“同じ学部の友達”なんやわ。
てゆーか、もともとカズマは
“友達(=マキ)の彼氏(=セイくん)の友達”ってゆーポジション。
“同じ学部の知り合い”って方が、しっくりくるネーミングやねんな。