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イヤよイヤよも好きのうち
第14章 べんきょうかい
『行くで!』
『はっ…え、腕…?!て、ちょ、ちょお…!どこ行きよんの?!』
気づいたら腕組んだまま、てくてくてく。
いや、どないしてん?!
『もー、お前返事せぇへんから。勝手ん決めたで。』
『え、どこ?!』
『ここ。』
ピタッと止まったんは、アーケードの出入口すぐ。出ました、世界に名を馳せる超有名店。出・ま・し・たぁ〜
『マクドやん!』
『そーやで〜、文句は受付まへーん。』
『いや、クリスマスやで?!やったらせめて、ケン◯ッキーやないの?!』
『サナエちゃん見てみ、この人ゴミを?今オレらの目の前は…めりくりマクドで盛り上がるオシャレ神戸市民で溢れとるやろ?ここは同じ神戸市民、この流れに乗っていこーやって話や。』
『人をゴミとか言いさらすな!ほんで、あんた尼崎市民やろ!神戸と全く関係あらへんやんか!』
『おう、細かいこと気にしんな(笑)』
おもろそーにケタケタ笑ろてるカズマ。
そーゆー顔も、ほんまめっちゃ久しぶり…