この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
イヤよイヤよも好きのうち
第14章 べんきょうかい
『きゃああ〜〜コケ…コケるうぅぅ!!!』
『……うるさいで。』
開始早々。めっちゃ恥ずかしい醜態をさらしまくる、ええ歳の若者が一人、オンアイス。
『そんなへっぴり腰してんと、しゃんとしぃや。』
『むむ、無理や、ろ…うわ、うわ…』
『…激しくダサいで?ああ。これが世に言う…極寒メリー、かいな?』
『うっさい…あかん!あかんサナエ!手ぇ離したぁあかぁああああん!!』
誰が簡単に滑れる、て?
『カズマ〜めっちゃ見られとぉで〜?みんなめぇーっちゃあんた見て、思っっっきり笑ろてんで〜』
『うわあああん、サナエぇぇ!』
『呼ばんでや、恥ずかしい(笑)』
カズマはめっちゃ、お話にならんくらい下手やった。