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イヤよイヤよも好きのうち
第3章 おさななじみ

『ユズ…ユズルのばか。1人で、護ろうとしてたの?』
ミカは泣いてる。声聞けば解る。
『ユズルはミカのこと信用してないの?こんなに近くに、ずっと居たのに…』
『…ごめん。』
『ユズル、いつも彼女といて…ミカは寂しかったんだよ?ミカのユズルなのに…』
もう、意味ない。
俺のおかしな独りよがりも、ミカの我慢も。
振り向いて、ミカを抱きしめる。
『好きって…言え。』
キスしそうな距離で、ミカの唇を見ながら、呟く。
言わないと、キスしないぞ。
ミカの唇が、欲しそうに俺に近づく。
あぁ…吐息で、犯してるみたい。
2人の息がエロく盛りあがってる。
『はぁ…言え。ミカが欲しい…言えよ…』
疼く。唇の隙間に見える、ミカの舌。それを絡めとって、俺の舌で塞ぎたい。
ミカ、早く…我慢できねぇ…
『はぁ、はぁ…っ…ユズルが、好き…!』

