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春ちゃんは天使。
第1章 唾液はお薬?
「は…春ちゃん…唾液には…殺菌作用があるから…大丈夫だよ―――――…」



木戸口は…木陰に春を移動させ――――…膝の傷をベロベロとなめ回した――…



「あっ…木戸口さん…あっアアアア――――…」



傷の手当てをしてもらっているのに……




春は、ビクン!ビクン!と体を跳ねらせる…



木戸口は、春の可愛い反応に――――…嬉しくなり…

唾液の量を増やし…膝を舐めた…




「んっ…ふぁ…木戸口さん…なんか…なんか―――…へんな感じになってきちゃった――――――――…」




「ん?痛い?」



舌を膝から…内腿に向かい伸ばす木戸口の目は―――…


欲望をむさぼるドロリとした…感情が見え隠れしていた…



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