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春ちゃんは天使。
第3章 スク水と忘れ物
商店街は、いつ来てもにぎやかで春は、好きだった。
商店街のアーケードをくぐると、薬局があり…ケロちゃんの置物の頭を、ツンっとつつくと――…良いことがあるとか―――――…都市伝説にちかいような噂だが…春は、信じていた
春は、スキップしながら薬局前のケロちゃんの頭をツン!っとつつき笑った――…
「良いこと、ありますように」
春は、スキップのまま…商店街の道を進む――――…
何人か喫茶店のお客様に会い、春は挨拶をした――…
少し寄り道しつつも…目的地の“スポーツ用品・フモト”まで来ていた。