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裸の女神
第6章 岬エリカ
仕事から解放されて、
マンションに帰る。

眠れなくて酒を飲む。
身体がムラムラして、
セックスが異常にしたくなった。

私は着ている服を脱ぎ、自慰にふける。

今迄やってきたセックスを思い出しながら‥‥‥

相手が居ないのに、
虚しく濡れてゆく。
私は指で掻き回して、
自分の愛液の音をわざと鳴らし、
乳首を刺激してイクまで遊ぶ。

涙が出る程、
虚しいはずなのに‥‥‥‥
自慰すると眠りにつけた。

セックスがしたい。
抱かれたい。
あの熱くて堅い男性器を自分の中に激しく突っ込んで、
壊れるまで腰を振り、野獣のように求めたい。

私は男に跨り、
乳房を揺らして、
気持ちいい位置を求めて、
弄ぶように上下に動き、
よがる男のイキ顔を上から眺めて、

「もう‥‥‥そろそろイッテいい?」
男は切なそうに、私に懇願する。

そんな顔を見ながら、
ダラダラと混ざった液を垂れ流しにながら、
異臭の漂うベッドで乱れたい。

そんな妄想にふけながら、
指で慰めた。
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