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裸の女神
第7章 夢中
「続いてのメッセージは、
ラジオネーム迷える羊子さんからです。
エリカさんこんばんわ。
いつもラジオ聴いてます。
私の悩みを聞いて下さい。
私はお金欲しさに、
高校生の頃、援交をしてました。
若気の至りです。
今は、結婚したいくらい好きな人が居ます。
彼が大好きです。
彼に抱かれる度に、
自分の忌まわしい過去に懺悔してます。
苦しくて、
申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
本当の事を打ち明けるべきですか?
打ち明けて軽蔑されて、
嫌われるのも怖いです。
何も知らずに、
こんな私を好きになってくれた彼に、
申し訳ないです。
エリカさんならどうしますか?
教えて下さい。
との事ですが‥‥‥
うーん。
難しい質問ですね。
過去の過ちを、
全て話す事が正しい選択なのか?
悩みますよね。
話して正直になる事は、
場合によっては、益々、迷える羊子さんが苦しくなるんではないでしょうか?
それを聞いた、彼の気持ちはどうでしょう?
私は男じゃないから、
男の気持ちは分かりません。
それでも、男性は女性のピュアな部分を求めてしまうのではないかな?
過去に自分の彼女を抱いた男の話なんて、
聞きたくないんじゃないか?って思うんです。
過去には戻れません。
過去の過ちも取り消せません。
聞いた彼が傷つく事も彼女なら配慮すべきでは?
何でも素直に言う事がいいかって、
ケースバイケースだと思うんです。
私なら言わないです。
狡いかもしれません。
過去は過去です。
後悔してるなら、
二度とそこに戻らない自分で居ましょう。
言わなくていいことは、
言いません。
その代わり、
うんと彼を愛したいと思います。
言わない事で、
重い十字架を背負うかもしれませんが、
私ならそちらを選びます。
誰にだって、
触れられたくない過去はありますよ。
勿論、私にも。
だって、
今を生きてるんですから、
当たり前ですよね。
偉そうな事言って、
ごめんなさい。
ただ私は、
正直になるのも、
時に人を傷つけてしまう事も、
あるんではないかと思うんです」
ラジオネーム迷える羊子さんからです。
エリカさんこんばんわ。
いつもラジオ聴いてます。
私の悩みを聞いて下さい。
私はお金欲しさに、
高校生の頃、援交をしてました。
若気の至りです。
今は、結婚したいくらい好きな人が居ます。
彼が大好きです。
彼に抱かれる度に、
自分の忌まわしい過去に懺悔してます。
苦しくて、
申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
本当の事を打ち明けるべきですか?
打ち明けて軽蔑されて、
嫌われるのも怖いです。
何も知らずに、
こんな私を好きになってくれた彼に、
申し訳ないです。
エリカさんならどうしますか?
教えて下さい。
との事ですが‥‥‥
うーん。
難しい質問ですね。
過去の過ちを、
全て話す事が正しい選択なのか?
悩みますよね。
話して正直になる事は、
場合によっては、益々、迷える羊子さんが苦しくなるんではないでしょうか?
それを聞いた、彼の気持ちはどうでしょう?
私は男じゃないから、
男の気持ちは分かりません。
それでも、男性は女性のピュアな部分を求めてしまうのではないかな?
過去に自分の彼女を抱いた男の話なんて、
聞きたくないんじゃないか?って思うんです。
過去には戻れません。
過去の過ちも取り消せません。
聞いた彼が傷つく事も彼女なら配慮すべきでは?
何でも素直に言う事がいいかって、
ケースバイケースだと思うんです。
私なら言わないです。
狡いかもしれません。
過去は過去です。
後悔してるなら、
二度とそこに戻らない自分で居ましょう。
言わなくていいことは、
言いません。
その代わり、
うんと彼を愛したいと思います。
言わない事で、
重い十字架を背負うかもしれませんが、
私ならそちらを選びます。
誰にだって、
触れられたくない過去はありますよ。
勿論、私にも。
だって、
今を生きてるんですから、
当たり前ですよね。
偉そうな事言って、
ごめんなさい。
ただ私は、
正直になるのも、
時に人を傷つけてしまう事も、
あるんではないかと思うんです」