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裸の女神
第7章 夢中
いつもの仕事帰りの帰り道。

いつもと違うのは、
清水から車に乗るとすぐ話し掛けてきた。

「今日のエリカの言葉、
素敵だった。
人の為に一生懸命話す言葉は、
何よりも胸を打つ。
どんな有名な作家が考えた台詞よりも、
エリカの考えた言葉は、
思いやりがあって、
聴いてる人を元気にする。
俺もその1人なんだ。

エリカのそういう一面が、
開花する度に、
素敵な女性になったと、
傍で感じられる俺は、
幸せなんだと思う」

「私ね、
女性をセックスで傷つける男は、
軽蔑するわ。
散々AVしてきて、
何言ってるんだと言われそうだけど、
AV女優だから分かるの。
セックスは性欲を満たすもの。
愛のないセックスをする日もある。
そんな日はやりきれない気持ちで、
いっぱいだった。

セックスは男女の上では平等よ。
どっちかが気持ちいいじゃなく、
気持ち良くしてあげたいとか、
抱いてる人を、
愛しいと思う気持ちがないなら、
どんなセックスも虚しい。

性欲だけを満たすセックスなんて、
必要な時があっても、
人を傷つけてまでするもんじゃないわ。

ましてや、
女性を傷つける言葉を言う男は、
最低よ」


なんだか自分に言い聞かせているようで、
反省のあるエリカ。

それだけに、愛のないセックスが、
悲しいものだと自覚出来たから。

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