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学校で、秘密のxxx
第5章 試 合 後 の 部 室
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試合の後は、バタバタとしていた。
マネージャー最後の日だから、と
早苗はずっと部室の片付けをしていた。
隅から隅まで綺麗にする姿を横目に、
俺は新部長との引き続きを行った。
片付けも終わって解散するころには
昨日、学校を後にした時と
同じような夕陽に包まれていた。
引退式はまた後日だが、
部活に来るのはこれが最後になる。
いつものように早苗とふたりで
他の部員が帰るのを見送った。
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休日のこの時間、
部室棟には誰もいない。
眩しいくらいのオレンジが包む、
静かな空間に早苗とふたりきり。
「お疲れ様。今日すごくかっこよかったよ。」
「ありがとう。…早苗がいたから頑張れたんだよ。今日も、いままでも。」
「ふふ、そっか。」
柔らかく笑みを浮かべた彼女。
吸い込まれて、しまう。