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学校で、秘密のxxx
第5章 試 合 後 の 部 室
キスをもっと、と強請り
顔を近づけると
きゅっ、と目をつぶった彼女。
あと8センチ。
顔を動かしたい衝動を抑えていると
うすく、彼女が目を開いた。
何かを決めたような瞳は
俺の顔をまっすぐ見つめて
すぐに、また閉じられた。
彼女の吐息がさっきよりも近づく。
キスが、降ってきた。
唇ではなく、唇の端に。
ーーーちゅ、ちゅ。と
軽いリップ音を重ねて、
彼女の唇がキスを重ねていく。
唇に触れそうで触れない
そんな場所から始まり、
目蓋や目尻、額、耳、
あちこちにキスが落ちてくる。
彼女にしては珍しい、焦らし。
まんまとはまってしまい
興奮、してしまう。
「…っ、は…」
暫く彼女のされるがまま、待っていた。
再び唇が重なったタイミングを見逃さず、
俺は彼女にまわした手に力を込めた。
「…っ!!!んぅ…っ」
俺から、深くキスをした。