この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
学校で、秘密のxxx
第5章 試 合 後 の 部 室
突然、彼の手に力が入り
わたしの頭を固定した。
わたしから合わせた唇が離れない。
軽く触れるだけのつもりだったのに
彼は、食べるようにキスを続けた。
ーー苦しい、息ができない。
…正しく言うと、
声を忍ばせて息をすることができない。
ここが、部室だから。
声を出してはイケナイ気がするから。
だけど彼はそんなわたしもお見通しで。
「声、出していいんだよ。…誰も来ないから。」
ほんの少し唇を離して、
囁くようにそう告げた。
返事をする間もなく
再びキスが始まった。
今度は食べるよりも深く、
舌で味わうキス。
「ん、ふぅ…っは…っんぁ、」
絡む舌に遠慮はなくて。
考える余裕もなく、
彼とのキスに没頭した。