この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
学校で、秘密のxxx
第6章 放 課 後 の 生 徒 会 室
「僕がいないところで、何しているんですか、美緒子。ダメだって、言ってありましたよね。…帰りますよ。」
ツカツカと、近づいてきて、
彼との間に入ってきた勇。
掴まれた腕を、振り払った。
生まれて初めての、抵抗。
「や、だ…やだ!帰らないっ」
振り払われた腕を、勇はジッとみて、
…冷たい声を上げた。
「…美緒子。帰りますよ。言うことを聞きなさい。」
射抜くような、鋭い視線。
抵抗は、もうできなかった。
また腕を掴まれて、
引きずられるように歩き出した。
…止めに入ったのは、
甘い時間を過ごした、彼。
「…っ美緒ちゃん、嫌がってるじゃないですか。離してやってくださいよ、先輩。」
「僕たちの間に入ろうなんて、思わないでください。誰だか知りませんけど、僕の美緒子にキスした罰は、受けてもらいますよ。…僕は、生徒会長ですから。」
勇の手に、力が入った。