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学校で、秘密のxxx
第6章 放 課 後 の 生 徒 会 室


「僕がいないところで、何しているんですか、美緒子。ダメだって、言ってありましたよね。…帰りますよ。」

ツカツカと、近づいてきて、
彼との間に入ってきた勇。

掴まれた腕を、振り払った。
生まれて初めての、抵抗。


「や、だ…やだ!帰らないっ」



振り払われた腕を、勇はジッとみて、
…冷たい声を上げた。



「…美緒子。帰りますよ。言うことを聞きなさい。」

射抜くような、鋭い視線。
抵抗は、もうできなかった。



また腕を掴まれて、
引きずられるように歩き出した。

…止めに入ったのは、
甘い時間を過ごした、彼。


「…っ美緒ちゃん、嫌がってるじゃないですか。離してやってくださいよ、先輩。」



「僕たちの間に入ろうなんて、思わないでください。誰だか知りませんけど、僕の美緒子にキスした罰は、受けてもらいますよ。…僕は、生徒会長ですから。」


勇の手に、力が入った。

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