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学校で、秘密のxxx
第6章 放 課 後 の 生 徒 会 室
「、や、待って、彼は悪くない!!彼には何もしないで!!」
「僕に口答えするんですか、美緒子。」
「っ、でも!!!」
「美緒子。」
ーーーー、もう、なにも言えなかった。
「ごめんね、大丈夫だから。…また来週、学校で会おうね。」
わたしを助けようとしてくれた彼に
下手な笑みを浮かべて、そう告げた。
「…っ、おかしい。おかしいよ!!先輩、おかしいだろ!なんでこんなことできるんだよ!!」
「美緒子は、僕のですから。」
振り返りもせずに、勇はそう言った。
「…僕のって、…なんだよ。美緒ちゃんは先輩のものじゃないだろ!!!付き合えないのに!!!」
彼は、いま、必死に
わたしを守ろうとしてくれている。
でも、彼は地雷を踏んでしまう。
「付き合えないだろ、先輩と美緒ちゃんは!!兄妹なんだろ!!」
瞬間、勇が動き出した。