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学校で、秘密のxxx
第6章 放 課 後 の 生 徒 会 室


「…く、っう…美緒子、」


呆れるほどに、情けない声が出た。
欲に塗れ、禁断の相手を愛する感情を
隠せていない、馬鹿な自分の声。

意識を飛ばした彼女は
呼んでも、答えてくれるはずのないのに。


意識がなくとも感覚はあるようで、
ぴくり、ぴくりと身体を揺らし、
締め付けてくる彼女の内部。

押し寄せてくる快楽の波は
もう自分では止めようのないものだった。






ずっと、そばで見てきた妹。
大切に大切に、愛してきた妹。

嫉妬で、狂ってしまったことはわかっている。

でも、愛しい妹に1度触れてしまったら
もう後戻りはできなかった。

より、溢れ出す愛しさと欲望。

それを抑えるために、何度も犯した。
その残忍さに、毎度後悔する。
それでも、彼女を抱くことをやめられない。


毎回、避妊はきちんとしてきた。

しかし、前戯で意識を飛ばすほどに
乱れ狂う妹を見て。
本気で欲しいと思ってしまった。


彼女はきっと、
いま、
避妊をしていないことに
気付いていない。

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