この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
学校で、秘密のxxx
第7章 4 時 間 目 の 屋 上
「もちろん、伝えましたよ。」
「でも、あいつは来ないんか。なんつー度胸してんだ。」
「…すみません。」
…なんでわたしが謝ってんのよ。
「日向は悪くねーがな。…よし。日向、探してこい。」
「………は?」
クラスのみんなが、
わたしと先生を交互に見ている。
「…え、なんで」
「なんでも何も、日向お前委員長やろ。…それに、日向と萩野は席も隣、家も隣の幼なじみ。…それに、最近付き合いだしたって話も聞いとる。」
「…っ」
ーーー、そんな、クラス全員の前で改めて言わないでください、先生。
わたしに向けられる視線が、好奇の目に変わった。
「日向なら、見つけられるやろ。…今日は授業も進めんから、安心して行ってこい。ああ、もちろんお前は出席扱いにしとくわ。」