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学校で、秘密のxxx
第7章 4 時 間 目 の 屋 上
重なる唇。
彼の舌が器用に動いて
わたしの口内を撫でていく。
ーーーーーーーーーピーーーッ
遠くで聞こえたホイッスルの音。
思わず、ぐっと力を入れて
彼を押した。
「…っ、はぁ…っはあ」
唇こそ離れたものの、
わずか数センチ分しか
わたしと彼の間に距離はできなかった。
修斗がわたしの後頭部に置いた手を
離してくれない、から。
「…っね、しゅうと。離して。」
自然と小さくなる、声。
「なんで?俺、もっとのんとくっついてたい。…まだ足りない。」
そう言って彼は、
わたしの額にひとつ、キスを落とした。
「だ、だめ…だって授業中…それに、ここ学校だし、戻らなきゃ…」
「今まで忘れてたデショ。のんも、ぎゅーって俺にしがみついててキスに夢中になってて。…可愛かったよ。」
今度は、まぶたにキスが落ちた。