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学校で、秘密のxxx
第3章 授 業 中 の 保 健 室
すすす、となめらかな動きで
ベットに潜り込んだ彼。
いつも、カーテンは閉めずに
仕事をするわたしと話しているので、
今日も同じようにした。
たわいもない話。
好きなテレビとか、お菓子とか。
クラスのこと、進路のこと。
ミステリアスな雰囲気も
独特な空気感も、話し方も
どこか、魅力的で。
…たまに学生だということを
忘れてしまいそうになる。
彼の魅力に
引き込まれそうにならないと言ったら
…嘘に、なる。
でも、わたしは教師で、
彼は学生で、未成年で。
大人の余裕を見せたくて、
自制を効かせて。
今日もわたしは、自分の気持ちに
気づかないフリをする。