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学校で、秘密のxxx
第3章 授 業 中 の 保 健 室
わたしの口から出た声は、
驚くほど情けない、声。
動揺が隠せなくて。
高鳴る胸の鼓動が抑えられなくて。
震えた、弱い声で。
「…っ、な、に…それ、っどーゆう…、」
そう、彼に問うと。
「わからない?俺が真紀ちゃんのこと好きだってこどだよ。すこしでも真紀ちゃんのそばにいたくて、保健室に通ってた。…あとすこしで、卒業だから、真紀ちゃんの中に俺を残しておきたくてね。…でも、もう限界。好きすぎてオカシクなりそう。」
イケナイとわかっていても、
ドキドキしてしまう。
年下の、学生なのに。
嬉しいと思ってしまうのは
…どうしてだろう。
彼の胸の中でそんなことを考えるうちに
頭の後ろに彼の手がまわり、
上に、引き寄せられた。