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学校で、秘密のxxx
第4章 社 会 科 準 備 室


余裕そうな先生の表情。
…まだ、教師の顔をしていた。


「腰抜けちゃったのかな?」


力強い腕と膝に支えられて
呼吸を整える。

「…っはぁ…、はあ…っハア…せんせ、っ今日はげし…っ」



なかなか力の入らないわたしのカラダを
先生はひょい、と抱き上げた。


「ふふ、ごめんね。今日は加減できそうにないかな。」


お姫様抱っこと呼ばれる抱き方。
近づいた顔、唇、吐息。
先生の甘い声が、耳元でそう告げた。



「…っ、せんせ…」


「2人のとき、先生と呼ぶのはダメだと言ってるでしょう?…ね、菜月。」



抱き上げた右手で、
わたしの右の胸をつかんだ。



「…っんんん!!仁…っ」


思わず彼の首に抱きついた。

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