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快楽の窓〜ショーケースの向こう側〜
第7章 自慰行為
その日、葵は官能小説のようなレポートを書いた。
自分で書いているのに眩暈を起こしそうな内容だった。

レポートを書き終わると葵はなんだか変な気持ちになる。
それは属にいうムラムラとした気持ちだった。

あれだけ性的な事を何度も何度もして快感も教えられたというのに……。
何もなく三週間が過ぎようとしている。
思い出すとなんだか違う自分がいたようで恥ずかしいのだが、それでもどこを触ればまたあの快感がくるのか知ってしまった以上触らずにはいられなかった。

くちゅ……

「あっ……。」

葵は自分で自分の秘部を触ってみて驚いた。
こんなにもトロトロに溶けきっているとは予想外だった。

おそるおそる春風に習ったようにイメージしながら指を動かしていく。
東条の指使いはこんなだっただろうか。
ああ、こんな風に耳元で。

そうやって思い出すと体が熱くなった。
気持ちが最高潮まで高ぶって果ててしまうとなんだか少し切ないような気持になった。

その日を境に何か線を越えてしまったようで、毎日夜になると体を触った。
初めての自慰から一週間過ぎても東条からの呼び出しはなかった。

思い出したくはないのに、東条しか知らない葵は数少ない夜を何度も思い出してしまう。
自分がこんな毎日一人で夜に気持ち良くなるんて、今までの自分では考えられない自分の発見に葵は驚く。

一週間同じような自慰を続けていた。
段々と葵は新しい刺激が欲しくなっていた。
外側だけを責めていても何かそれだけでは物足りないような気がするのだ。

少し冒険してみたい。
葵はおそるおそる指を中へと入れてみた。
初めての行為にドキドキする。
生暖かく、いびつで柔かい。
自分の中はこんな風になっているんだという発見とそれを確かめる行為にドキドキする。
しかし、自身の中に指を入れる行為は怖くてあまり深くへと侵入させることは避けた。
出し入れを軽くしてみたがセックスの時のような快感は得られなかった。

(中ってあんまり気持ちよくないのかな?)

結局クリトリスへの愛撫だけでイってしまった。
しかし、新しいことに挑戦した満足感を得ることができた。

完全に葵は覚えたばかりの自慰行為にハマっていた。

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