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快楽の窓〜ショーケースの向こう側〜
第7章 自慰行為
「達樹様が今日はお帰りですよ。」
執事の村井が夕食時に葵に告げる。
「準備はしておくので、お迎え時に連絡をください。」
「いえ、葵さん。今日は春風様がお相手をされるご予定です。」
「……あ、わかりました。いえ、えっとごめんなさい。」
葵は真っ赤になった。
何を期待しているのだろうか。
当然抱かれるものだろうと思っていた。
それを待ち受ける状態でいたことが本当に恥ずかしい。
部屋に急ぎ足で戻りドアを閉めた。
「何よ。何、期待してんの。」
ベッドに入ってタメ息をつく。
「今頃、春風さんと……。」
あの綺麗な春風がいやらしく喘ぐ、東条の愛撫によって。
舌で指であの下半身で。
その春風になるのはもしかしたら自分だったかもしれない。
いつの間にか春風を葵は自分に置き換えた。
するともう自分の指が止まらない。
今まで以上にねちっこく、一週間で学んだ自分の気持ちのいいところを何度も愛撫した。
「はっ……あん……あっ……。」
吐息が漏れる。
イキそうになるのをあえて自分でセーブして止める。
まだこれ位じゃイキたくない。
もっと、もっと気持ちのいいものが欲しい。
そうやって自分で自分を焦らして気持ちを高めていく。
「あっ、あ……んっ。イク……!」
頭が真っ白になりそうな絶頂が葵に押し寄せた。
今までで一番気持ちのいい自慰。
余韻に浸ってる間、今までで一番気持ちがよかったはずなのにすごく寂しい気持ちになった。
「なんで、こんなに……。」
それでも、下半身の疼きはとまらなかった。
「セックスがしたい……のかな私。」
自分に認めたくない気持ちが沸きあがった。
毒されてるな……そうやって葵は快楽を求めるのだった。
執事の村井が夕食時に葵に告げる。
「準備はしておくので、お迎え時に連絡をください。」
「いえ、葵さん。今日は春風様がお相手をされるご予定です。」
「……あ、わかりました。いえ、えっとごめんなさい。」
葵は真っ赤になった。
何を期待しているのだろうか。
当然抱かれるものだろうと思っていた。
それを待ち受ける状態でいたことが本当に恥ずかしい。
部屋に急ぎ足で戻りドアを閉めた。
「何よ。何、期待してんの。」
ベッドに入ってタメ息をつく。
「今頃、春風さんと……。」
あの綺麗な春風がいやらしく喘ぐ、東条の愛撫によって。
舌で指であの下半身で。
その春風になるのはもしかしたら自分だったかもしれない。
いつの間にか春風を葵は自分に置き換えた。
するともう自分の指が止まらない。
今まで以上にねちっこく、一週間で学んだ自分の気持ちのいいところを何度も愛撫した。
「はっ……あん……あっ……。」
吐息が漏れる。
イキそうになるのをあえて自分でセーブして止める。
まだこれ位じゃイキたくない。
もっと、もっと気持ちのいいものが欲しい。
そうやって自分で自分を焦らして気持ちを高めていく。
「あっ、あ……んっ。イク……!」
頭が真っ白になりそうな絶頂が葵に押し寄せた。
今までで一番気持ちのいい自慰。
余韻に浸ってる間、今までで一番気持ちがよかったはずなのにすごく寂しい気持ちになった。
「なんで、こんなに……。」
それでも、下半身の疼きはとまらなかった。
「セックスがしたい……のかな私。」
自分に認めたくない気持ちが沸きあがった。
毒されてるな……そうやって葵は快楽を求めるのだった。