この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
その、透明な鎖を
第5章  夏が始まる


――凛、いったの……?


悠斗も、はあっと息を吐いて。
彼女の足の間から、静かに身体を起こす。
口のまわりが、彼女の蜜でべとべとで。
腕で、ぐいっとそれを拭う。

凛を見ると、胸を上下させている。
目も閉ざされたままで。


「……凛?」


そっと、呼びかけると。
彼女はゆっくりと、目を開けた。


「気持ちよく、なれた?」

「悠斗……」


彼の言葉に、彼女は彼へと腕を伸ばし。
その身体を抱き締める。


「すっごく、よかった……」


彼の耳元に囁いて。
かぷっ、と。そのまま耳たぶを咥えた。


「うあ」


咥えたまま、舌をちろちろと這わせ。


「ちょっと、凛っ」


ぶるっ、と。
彼の身体が反応して。
やがて解放されたその耳元に


「今度は私がしてあげるね」


そう……囁かれて。


/550ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ