この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
その、透明な鎖を
第10章  私が失ったもの


私は、思い込んでしまった。
それしかないと。
それこそが、最善の方法だと。

パニックになっていた頭の中は、そう思い込むことで、次第に落ち着きを取り戻していく。

これは、パパが生きていくために。
私が、孤独にならないために。
そう――必要なことなんだ。



……けれど。
その後、事実を知ったパパがどう思うのか。
一線を越えることの意味を、越えてしまったあとに自分はどう思うのか。

まだ、15歳の私。
突然置かれたそんな状況の中で、そこまで想像することはできなくて――……。



/550ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ