この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
その、透明な鎖を
第11章  私と、そのひと
     

「え……?」


パパが、O型――――!?
 

「……もちろん、それを知ったからといって別にどうこうってことはなかったけど。
血の繋がりなんてそんなの関係ないぐらいにオレは凛を愛してきたし、これからだってそうだ、って」

「……パパ……」

「でも、凛と……こうなってしまって。毎日思い悩んでる凛を見て、はっきりさせなくちゃと思った」

「はっきり、って……?」

「今は血液型だけじゃ正確に判断はできないみたいだから。結局この前……鑑定を頼んだんだ」

「……え」


そんなの。
いつの間に……。


「結果、自分で確認する……?」


ポケットから何か、紙を取り出したパパ。
それを黙って私に差し出す。
受け取った私は、折り畳まれたそれを開く――――。


/550ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ