この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
その、透明な鎖を
第12章  私の存在理由


「お願いパパ」


私はそのまま、パパの身体に再び覆い被さるようにして抱きつく。


「私、ママの代わりになるから」


その言葉と共に。


「……え」


パパの身体が、ぴくりと動いた。


「私をママだと思って――――この前みたいに」

「……凛、っ」


その、苦しそうな呟き。
はあっ、と深く息を吐く、その気配。


「お願い、パパ……」


ぎゅっ、と。
その身体に抱きついている腕に、私はさらに力を込めた。


「凛、だめだ」

「やだ」

「だめだよ、どいて」

「っ、やだっ……お願い、さわって?」

「……だから! だめだ、って――――」


パパはそれでもそう言って首を振る。
でももう私も後には引けなかった。


/550ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ