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その、透明な鎖を
第13章  私が出逢った、彼


そして、そう。
私はもうパパをそうは呼んでいない。
試しに龍、と呼んだとき、あまりにパパが普通に返してくるから。
だから、いつのまにかそれが定着してしまった。
……もちろん、誰かがいるときはパパ、と呼んでいるけれど。


私は龍との行為で、いろいろなことを覚えた。
それはいつも濃密すぎるほどの時間だったから。

龍は私を何も考えられなくなるぐらい、その行為に夢中にさせてくれた。
与えて、与えられる……そんな深い快楽。
私は貪るようにそれを味わった。
終わった後、起きあがれなくなっている私は、たいていそのまま眠りにつく。

……夢を見た記憶もないほどの、深い眠りに。


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