この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
その、透明な鎖を
第15章  凪のよう


「……やっぱり土日は難しい?」


龍と過ごすことになっている毎週末。
血の繋がらない父親と過ごす時間を彼女が大事にしていることを悠斗も知っているから、あえて今まで誘ったことはなかったけれど。


「まる二日、バイトも何もないときなんてなかったから。せっかくの連休だし、俺、凛とどっか行きたい。
……昨日から学校も始まって、また凛とゆっくり会えなくなったし……」


そう。
来月になってそのバイトのシフトが変わるまで、また平日は週3回、30分だけしか会えない。
今日も、その短い時間に凛の家に寄って、その提案を彼女にして。


「凛は行きたい場所とかないの?」

「え?」


凛がまた、考え込む。
そして、あ、と。何か思いついたかのように。


/550ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ