この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
その、透明な鎖を
第15章  凪のよう


「……悠斗と初めて会ったとき、制服姿だったじゃない?」


静かに口を開いた凛。
悠斗は額を離し、ん? と声に出さず、目で続きを促した。


「それからもしばらく、会うときは制服だった理由、わかる?」

「……俺に、合わせて?」

「それもあるけど」


ふふっ、と小さく笑って。


「……普通の高校生みたいで」

「え?」

「普通の、どこにでもいる高校生のカップルみたいで。でね、私と悠斗の学校は別で。いつもあそこで待ち合わせなの。そして、時間が許す限り会って、話して、キスとかするの。普通の高校生みたいに。
……そういうの、味わえた」

「……凛」


/550ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ