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その、透明な鎖を
第17章  遠くへ


「……あ」


途中でそれに気づき、足が止まった。


――携帯、貸してあげればよかった。
貸して、その場を少し離れればいい話だったのに。


はあ……と、溜め息をついて、再び階段を降りていく。
頭がうまく回ってないな、と。
そんなふうに自分に対して少し呆れていた時だった。



「……悠斗君?」



――え?



階段を降りた先。
声を掛けられてそっちを見ると、龍の姿がそこにあった。



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