この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
その、透明な鎖を
第18章  すべてを知るために


「君と出逢ってからの凛は、本当に楽しそうだよ」


微笑みながら言う龍。
嫌み? と最初は思った悠斗だったが、どうやらそんな意味はないらしい。


「笑顔がとても増えたんだ」

「……そう、なんですか」


それが本当なら嬉しいことだけれど、と。


「悠斗君」


呼ばれて、彼は龍に視線を向ける。


「君は、俺と凛のことをどこまで知ってる?」


悠斗の心臓が、どくんと波打つ。
思わずベンチに座り直した。


「……だいたいは」

「凛からどこまで聞いてるの?」

「どこまで、って」

「教えてくれないかな」


真っ直ぐに、見つめられて。
悠斗は静かに答え始めた。


/550ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ