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その、透明な鎖を
第3章  いいこと


「悠斗、時間あるの?」

「ん」

「ほんとに?」

「……ん」


凛と繋いでいるその指先に、少し力が入ったのがわかる。


「じゃあ私んち、行こ?」

「え?」

「ここから近いの。ね?」


そう言って、彼女は繋いだ手を引っ張るようにして駆け出す。


「ちょっと、凛!」


悠斗も、そのまま凛と一緒に駆け出す形になって。

スカートを翻らせながら、時折振り向いては彼に笑いかける彼女。
次第に彼も、それにつられるように笑い返して――――。


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