この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
その、透明な鎖を
第21章  普通って


「見てたの……?」


悠斗はたまらず視線を逸らす。
凛はそれで確信したのか、焦りを滲ませた声で。


「え……いつから……いつから見てたの……!?」

「凛。オレが説明する」


龍が立ち上がり、口を挟んだ。
そして悠斗を見て。


「悠斗君。今日はもう帰りなさい」


そう言う。 


「え……」


凛が、戸惑ったように声を漏らす。


「……はい」


龍の言葉に答えて、悠斗は彼に頭を下げた。
そしてそのまま歩き出す。
立ち尽くしている凛の脇をすっと通り抜けるようにして。


「悠斗……!」


背後に凛の声が響いた。
悠斗は、玄関へと進み、靴を履いた。


/550ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ