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その、透明な鎖を
第3章 いいこと
――悠斗は、意を決したように立ち上がった。
自分のシャツのボタンを外し、それを脱ぎ捨てる。
ちらり、と凛に目をやると。
座ったままで、足をずらしながらスカートを脱ぎ、背中に回した手で下着のホックを外して……するりとそれを床へと落としていた。
「――――っ……」
はやる手で、ベルトを外し、制服のズボンを脱ぐ。
そこはもう、充分な高まりを示していて。
そして、また息を吐いて。
それから静かに振り返る。
――ずくん、と身体が疼いた。
凛は、ショーツ1枚でベッドに座り込んで。
少し目を潤ませながら、悠斗を見ている。
その大きな胸を、無防備に彼に晒して。
つん、と立ったままの突起が、すごくいやらしく見えて。
「凛――……!」
たまらなくなった悠斗は、再度凛を押し倒した。
がむしゃらに口づけて、両手で胸を揉みあげて。
「ん、苦しい、よっ」
はあっ、と。
凛はそのキスから逃げる。
悠斗は、そのまま胸へと唇を移した。
「ん!」
胸を揉みしだきながら、硬い突起を舌先で転がした。
凛は、小さく喘ぎながら、胸元にある彼の頭を両腕に抱きしめるようにして身を捩らせる。