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その、透明な鎖を
第5章 夏が始まる
彼の唇は下へと動き、ぎゅっ……と鷲掴みにした彼女の膨らみの真ん中でその存在を主張しているそこに、ぺろりと舌を這わせる。
「あっ」
彼女の甘い、その声。
身体をびくんと震わせて。
ちゅうっ、と。
既に硬く大きくしている彼女のそれを、彼は唇で挟むようにして、吸った。
「ん……!」
「凛は乳首……感じるんだね」
そこから唇を離した、彼の囁き。
「ん……?」
「気持ちいい?」
指先で、くりくりとそこを弄る。
「あっ」
「もっと教えてよ……凛のいいとこ」
「悠斗……」
「いっぱい気持ちよくしてあげたいんだ――――」
その言葉に、ぎゅうっ……と。
悠斗を抱き締める凛。
顔に押しつけられるその柔らかな膨らみに、そのまま彼はむしゃぶりついて――――……。