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蛇神様の花の宴
第5章 バレンタインデー
日をまたいで、バレンタイン当日。
美鎖は三人の蛇神様を自室に呼び出した。
男性陣が並んで座り、美鎖はその対面に正座する。
「えっと、今日はバレンタインと言って、好きな相手にチョコレートのお菓子を渡す日なんです。これは、私から皆さんへ」
目の前に三つの包みを並べる。
蛇神様たちの妨害にくじけず、何とか完成したプレゼントだった。
雪影には、白地に銀の縁取りが入った袋に、爽やかなライトブルーのリボンを。
暗夜には、ツヤツヤした黒い袋に、夜の蝶を思わせる真っ赤なリボンを。
穂波には、柔らかいアイボリーイエローの袋に、ポップなドット柄のグリーンのリボンを。
美鎖は三人の蛇神様を自室に呼び出した。
男性陣が並んで座り、美鎖はその対面に正座する。
「えっと、今日はバレンタインと言って、好きな相手にチョコレートのお菓子を渡す日なんです。これは、私から皆さんへ」
目の前に三つの包みを並べる。
蛇神様たちの妨害にくじけず、何とか完成したプレゼントだった。
雪影には、白地に銀の縁取りが入った袋に、爽やかなライトブルーのリボンを。
暗夜には、ツヤツヤした黒い袋に、夜の蝶を思わせる真っ赤なリボンを。
穂波には、柔らかいアイボリーイエローの袋に、ポップなドット柄のグリーンのリボンを。