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第5章 哲也、風呂に乱入する　後編

俺のために…明日…
間近に迫っている結婚を断ってくれる…

京子ちゃんのその言葉…
哲也は嬉しさとともに虚しさも感じました。

今は土曜日の深夜…

明後日…月曜日の午後９時になると
時間が止まり…

今日の午後９時に時間が戻る…。

京子ちゃんと俺が結ばれる前の時間に
戻ってしまうんだ…。

京子ちゃんと俺が結ばれっていう記憶は
誰にも残らず…

京子ちゃんは何事もなかったかのように
結婚していっちゃう…。