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第6章 そして…時は戻る

５時３分…

ぱらぱらと会社員やＯＬがビルから出てきます。

それに混じって京子ちゃんも…

２人の男性が京子ちゃんに歩みよります。

哲也と…車から降りてきたフィアンセ。

たちまち口論が始まります。

「何しにきたんですか！」
「どうして結婚を破談にしたいんだ！」
「京子ちゃん…こんなヤツ放っていて行こう！」

フィアンセに阻まれて
哲也と京子ちゃんはその場を動くことができません。

哲也の気持ちは焦ります。

こんなことで…時間を浪費すると…
京子ちゃんとセックスする時間がなくなる…。

京子ちゃんの腕を引っ張るフィアンセ…

その間に割り入ろうとする哲也…

そしてとうとう…フィアンセと哲也はつかみ合う…。

そのつかみ合いを引き剥がしたのは警官でした。

つかみ合いのときに哲也のヒジが
フィアンセの顔に当たったのでしょうか…

フィアンセは口から血を出し…
「告訴だ！！弁護士を呼ぶぞーー！」
と怒鳴ってます。

哲也は交番に連行されます。