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『ヒロキ』
第3章 共同生活の始まり
「ほらっ!布団敷いてやったんだから、サッサと寝ればっ!」
「わかったって~(泣)」
渋々と立ち上がると、ヒロキがおもむろに下を脱ぎ出した。
「ちょっ!///何してんのよっ!///」
「えっ?何って…寝るからジーンズ脱いだだけだけど?」
「…だっ、だけどっ」
「じゃあ、オレが履けそうなやつ、何かある?」
ここ数年彼氏のいないアタシの家に、男物の服があるわけ、ない。
「ないなら、ジーンズ履いたまま寝るよりはいいでしょ?(笑)」
立ち尽くすアタシにそう言って、ヒロキがTシャツと下着姿になった。