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『ヒロキ』
第2章 最悪な出会い
「こんばんわ♪お邪魔しま~す!」
(…って!もう入ってるし!(怒))
ソイツが入ってきて視線がぶつかった瞬間、
何故だか
鼓動が『ドクン』
と跳ねた。
「ねぇねぇ、もしかして今日は1人?」
ソイツは子供みたいに屈託のない笑顔で言葉を続けた。
「オレ、友達と来てんだけど、良かったら一緒に歌わない?」
「―あっ!安心して(笑)女の子もいるからさ(笑)」
気がつくと、その笑顔に視線が釘付けになってた。
「…いえ、結構です!!」
一瞬でも、ソイツに見とれてしまった自分に驚き、アタシは背中を向けてそう吐き捨てた。
「そう言わずにさ~!ちょっとだけ!ねっ?!」
顔の前に手を合わせてまで懇願された。
(普通、アタシの態度見て速攻諦めるよね…。ん~、どうしようかなぁ。)
その時のアタシは、すでにカシスオレンジを3杯も飲み干していて、いつもより疲れていたせいか、酒の回りも早く、少し酔っ払っていた。
だからかな。
普段なら絶対に乗らない誘いに、乗ってしまった。
その後起こる出来事なんて、想像さえしなかった。
(…って!もう入ってるし!(怒))
ソイツが入ってきて視線がぶつかった瞬間、
何故だか
鼓動が『ドクン』
と跳ねた。
「ねぇねぇ、もしかして今日は1人?」
ソイツは子供みたいに屈託のない笑顔で言葉を続けた。
「オレ、友達と来てんだけど、良かったら一緒に歌わない?」
「―あっ!安心して(笑)女の子もいるからさ(笑)」
気がつくと、その笑顔に視線が釘付けになってた。
「…いえ、結構です!!」
一瞬でも、ソイツに見とれてしまった自分に驚き、アタシは背中を向けてそう吐き捨てた。
「そう言わずにさ~!ちょっとだけ!ねっ?!」
顔の前に手を合わせてまで懇願された。
(普通、アタシの態度見て速攻諦めるよね…。ん~、どうしようかなぁ。)
その時のアタシは、すでにカシスオレンジを3杯も飲み干していて、いつもより疲れていたせいか、酒の回りも早く、少し酔っ払っていた。
だからかな。
普段なら絶対に乗らない誘いに、乗ってしまった。
その後起こる出来事なんて、想像さえしなかった。