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お姫様はドラゴンにさらわれました
第12章 ただいま
ゼイは殺意で目をギラギラさせていた。

「誰が人間に渡すか」

「あんたつまり、弟と妹が好きなんでしょ? 人間と一緒にいても大丈夫か心配なのよね」

私の側にいるヒールダートとエレーレを、ゼイは悔しそうに見つめている。

「私、一応プリンセスなの。この国でそれなりに偉いわけ。ヒールダートを守ってあげられるし、もしお父様が病気でドラゴンの生き肝が必要になっても、絶対渡さないって誓うわ」

背後で国王が肩をすくめる。

「父としては寂しいが、まぁ、娘の言うことに賛成だ。私も死ぬ時は潔く死ぬつもり覚悟はある」
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