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限界Lovers
第21章 BBQパニック
…初めて外でしてしまった。
しかも真っ昼間に自分から“挿れて”なんて……
夕べだってあんなに激しくしたばかりなのに…
「気変わった?」
「…変わんない」
遥斗の膝枕で身体の火照りを冷ましながら照れ隠しも含めたぶっきらぼうな返事をする。
背もたれに寄り掛かった遥斗は私の返事に呆れ顔で、前髪を上げるように繰り返し私のおでこを撫でている。
夕べに続いての今、それにここに来ての気疲れも加わり体に力が入らない。
「寝るなよ」
「寝ないよ…」
「……肉食ってねーな 」
「食べてきていいよ」
「みなみが行かないならいいけど」
ポツポツ話しては二人でまったりして。
しばらくそんな時間を過ごしてから、重い腰をようやく上げた。
「…やっぱ行くのか?」
「うん、遥斗は戻ってていいよ」
「みなみ一人で行かせるわけないだろ」
……結局、遥斗は近場で待機ということになり。
「…つーか何でこんな方来てんの?アイツ居るのあっちだから」
そう言って遥斗が指差すのは真逆の方向。
「………」
野生の感働かず。
「またいつもの方向音痴か」
「……違うもん」
「じゃあ予定調和か。やっぱエロいなみなみは」
「違います!」
遥斗にタックルしながら高橋さんの所へ向かう。
「じゃあ俺ここで待ってるから」
ベンチがあってそこに遥斗は座った。
その先からすごく香ばしい香りが漂っていて男の人の背中が見える。
「ここなら見えるし安心だから…でもすぐ戻って来いよ」
「うん、パパっと話してすぐ帰ってくるからね」
そして心配そうな遥斗から離れ高橋さんの元に。
パチパチ燃える薪の上にはダッチオーブン。
…何かこの人本当に変わってる?
ソロリソロリ近づくと高橋さんは気配でも感じたのか突然振り向く。
「みなみちゃん…!」
「あ、あの…」
「来てくれたんだね!さあ、座って!」
外国人みたいなオーバーリアクションの高橋さんに圧倒され言われるまま座ってしまう私。
……ダメじゃん。
「今、みなみちゃんにローストチキン作ってたとこ。丁度良かった…もうすぐできるよ」
「……」
「食べたことある?」
「ないです」
「美味いよ、俺のは特に」
しかも真っ昼間に自分から“挿れて”なんて……
夕べだってあんなに激しくしたばかりなのに…
「気変わった?」
「…変わんない」
遥斗の膝枕で身体の火照りを冷ましながら照れ隠しも含めたぶっきらぼうな返事をする。
背もたれに寄り掛かった遥斗は私の返事に呆れ顔で、前髪を上げるように繰り返し私のおでこを撫でている。
夕べに続いての今、それにここに来ての気疲れも加わり体に力が入らない。
「寝るなよ」
「寝ないよ…」
「……肉食ってねーな 」
「食べてきていいよ」
「みなみが行かないならいいけど」
ポツポツ話しては二人でまったりして。
しばらくそんな時間を過ごしてから、重い腰をようやく上げた。
「…やっぱ行くのか?」
「うん、遥斗は戻ってていいよ」
「みなみ一人で行かせるわけないだろ」
……結局、遥斗は近場で待機ということになり。
「…つーか何でこんな方来てんの?アイツ居るのあっちだから」
そう言って遥斗が指差すのは真逆の方向。
「………」
野生の感働かず。
「またいつもの方向音痴か」
「……違うもん」
「じゃあ予定調和か。やっぱエロいなみなみは」
「違います!」
遥斗にタックルしながら高橋さんの所へ向かう。
「じゃあ俺ここで待ってるから」
ベンチがあってそこに遥斗は座った。
その先からすごく香ばしい香りが漂っていて男の人の背中が見える。
「ここなら見えるし安心だから…でもすぐ戻って来いよ」
「うん、パパっと話してすぐ帰ってくるからね」
そして心配そうな遥斗から離れ高橋さんの元に。
パチパチ燃える薪の上にはダッチオーブン。
…何かこの人本当に変わってる?
ソロリソロリ近づくと高橋さんは気配でも感じたのか突然振り向く。
「みなみちゃん…!」
「あ、あの…」
「来てくれたんだね!さあ、座って!」
外国人みたいなオーバーリアクションの高橋さんに圧倒され言われるまま座ってしまう私。
……ダメじゃん。
「今、みなみちゃんにローストチキン作ってたとこ。丁度良かった…もうすぐできるよ」
「……」
「食べたことある?」
「ないです」
「美味いよ、俺のは特に」