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限界Lovers
第28章 Difficult problem
時は少し遡り・・・プリンを買った私はそのまま遥斗の家に向かった。
インターホンを押すとお義母さんが慌てて出てきて・・・
「こんにちは・・・」
「みなみちゃん・・・ごめんなさいいい!!」
泣き崩れる。
「お、お義母さん!?」
「遥斗が不誠実なことを・・・こんな可愛い婚約者がいる身でありながら・・・」
アユミさんが先走ったせいでお義母さん的にすっかり遥斗は浮気をしたことになっているようだ。
「あの・・・遥斗さん別に浮気したってワケじゃないんです」
「・・・そうなの?」
「なんていうか・・・とりあえず落ち着いてください」
お義母さんの取り乱し方を見たら逆に冷静になった。
それでもお義母さんは「ごめんなさいごめんなさい」と私に謝り続け・・・
「ホント大した事じゃないんで」
かなり気を使う。
通されたリビングでお義母さんはお茶を淹れてくれた。
二人で向かい合い会話に困っているとポツポツとお義母さんから話し出した。
「遥斗はね、小さい頃からモテたの」
「へぇ・・・」
「高校生になったら身なりも派手になって色んな女の子がウチにも来るようになってね、それが原因でトラブルが耐えなくて」
「今からは想像もつきませんね」
「そうね・・・昔から私はあの子には女難の相がでてるんじゃないかって本気で心配してたの。大学に入ってやっと落ち着いたかと思ったら今度は凄い彼女みたいで・・・」
「あー・・・」
その凄い彼女が原因なんですとはさすがに言えない。
「だけどね、あの子が連れて来たのがみなみちゃんで本当に安心したの!嬉しかったのよ・・・あの子はいつか“責任取ってくれ”って女の子の親御さんに怒鳴りこまれるんじゃないかって覚悟してたから」
お義母さんは目にハンカチをあてて涙ながらに話している。
遥斗・・・
一体遥斗はどんな学生時代を過ごしてたの?
「それなのにみなみちゃん・・・ごめんなさい・・・でも遥斗を見捨てないであげて?」
「えっと・・・それは遥斗さん次第です」
「・・・・・・」
「遥斗さんがもし・・・私が居ない間に落ちてしまうようなら・・・一緒には居られないかもしれません」
嘘でも「はい」って言うべきだったんだろうか・・・
インターホンを押すとお義母さんが慌てて出てきて・・・
「こんにちは・・・」
「みなみちゃん・・・ごめんなさいいい!!」
泣き崩れる。
「お、お義母さん!?」
「遥斗が不誠実なことを・・・こんな可愛い婚約者がいる身でありながら・・・」
アユミさんが先走ったせいでお義母さん的にすっかり遥斗は浮気をしたことになっているようだ。
「あの・・・遥斗さん別に浮気したってワケじゃないんです」
「・・・そうなの?」
「なんていうか・・・とりあえず落ち着いてください」
お義母さんの取り乱し方を見たら逆に冷静になった。
それでもお義母さんは「ごめんなさいごめんなさい」と私に謝り続け・・・
「ホント大した事じゃないんで」
かなり気を使う。
通されたリビングでお義母さんはお茶を淹れてくれた。
二人で向かい合い会話に困っているとポツポツとお義母さんから話し出した。
「遥斗はね、小さい頃からモテたの」
「へぇ・・・」
「高校生になったら身なりも派手になって色んな女の子がウチにも来るようになってね、それが原因でトラブルが耐えなくて」
「今からは想像もつきませんね」
「そうね・・・昔から私はあの子には女難の相がでてるんじゃないかって本気で心配してたの。大学に入ってやっと落ち着いたかと思ったら今度は凄い彼女みたいで・・・」
「あー・・・」
その凄い彼女が原因なんですとはさすがに言えない。
「だけどね、あの子が連れて来たのがみなみちゃんで本当に安心したの!嬉しかったのよ・・・あの子はいつか“責任取ってくれ”って女の子の親御さんに怒鳴りこまれるんじゃないかって覚悟してたから」
お義母さんは目にハンカチをあてて涙ながらに話している。
遥斗・・・
一体遥斗はどんな学生時代を過ごしてたの?
「それなのにみなみちゃん・・・ごめんなさい・・・でも遥斗を見捨てないであげて?」
「えっと・・・それは遥斗さん次第です」
「・・・・・・」
「遥斗さんがもし・・・私が居ない間に落ちてしまうようなら・・・一緒には居られないかもしれません」
嘘でも「はい」って言うべきだったんだろうか・・・