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限界Lovers
第30章 ラスボス登場
みなみの家からの帰り道、手を繋いで歩いた。
「遥斗・・・ありがとね」
「えっ?」
「フフっ」
思い出すようにみなみは笑って恋人繋ぎに指を絡めた。
「ウチは子供たちが喧嘩してもパパがシッカリしてるから大丈夫だね」
「・・・ママはオロオロしてそうだもんな」
冗談めかした未来の話は幸せで心地好い。
「明日義兄さんに電話してみろよ」
「うん、そのためにも今夜は遥斗のプリクラ見ながら沢山昔話してもらわなきゃね」
「恐ろしいな・・・やめてくれ」
「あはは!」
今日が未来に続くなら・・・その日その日を精一杯生きなくてはならない。
与えられた事を、大切なものをちゃんと見てきちんと向き合って・・・
そうすれば道は開け、幸せな未来に繋がっていくに違いない。
俺は俺自身の事を・・・
そしてみなみを・・・
みなみの周りの人やものを・・・
「みなみ」
「ん?」
「好きだよ」
―――当たり前の毎日を大切にしていこうと思う。
「私も大好き!」
「俺の方がもっと好き!」
高校時代の俺が今の俺を見たらどう思うんだろうな・・・
多分馬鹿にすると思う。
そんな早くに落ち着いて勿体ねーとか何とか・・・
そんな俺を修正してくれたのは多分ゴリラーマンなんだよな・・・
そう思えばありがたく思えないこともないような。
あのまま気づかずに生きていたらどんな人生になってたかと思ってみたら・・・
「・・・・・・・・・」
恐ろしい・・・
やっぱり俺にはみなみだけでいいという結論に達した。
みなみと居る今の俺がひどく幸せだと思った。
「遥斗・・・ありがとね」
「えっ?」
「フフっ」
思い出すようにみなみは笑って恋人繋ぎに指を絡めた。
「ウチは子供たちが喧嘩してもパパがシッカリしてるから大丈夫だね」
「・・・ママはオロオロしてそうだもんな」
冗談めかした未来の話は幸せで心地好い。
「明日義兄さんに電話してみろよ」
「うん、そのためにも今夜は遥斗のプリクラ見ながら沢山昔話してもらわなきゃね」
「恐ろしいな・・・やめてくれ」
「あはは!」
今日が未来に続くなら・・・その日その日を精一杯生きなくてはならない。
与えられた事を、大切なものをちゃんと見てきちんと向き合って・・・
そうすれば道は開け、幸せな未来に繋がっていくに違いない。
俺は俺自身の事を・・・
そしてみなみを・・・
みなみの周りの人やものを・・・
「みなみ」
「ん?」
「好きだよ」
―――当たり前の毎日を大切にしていこうと思う。
「私も大好き!」
「俺の方がもっと好き!」
高校時代の俺が今の俺を見たらどう思うんだろうな・・・
多分馬鹿にすると思う。
そんな早くに落ち着いて勿体ねーとか何とか・・・
そんな俺を修正してくれたのは多分ゴリラーマンなんだよな・・・
そう思えばありがたく思えないこともないような。
あのまま気づかずに生きていたらどんな人生になってたかと思ってみたら・・・
「・・・・・・・・・」
恐ろしい・・・
やっぱり俺にはみなみだけでいいという結論に達した。
みなみと居る今の俺がひどく幸せだと思った。