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限界Lovers
第31章 初めて記念日
初体験からしばらくして、俺はまた友人と会っていた。
「・・・で?その後は?」
「えっ?ああ・・・まぁお陰様で」
デレそうになるのを隠すと必要以上に素っ気なくなる。
友人は俺たちの進展を大層喜んでくれて・・・
「どうだった?いいだろ処女」
処女が良かったかどうかと聞かれれば俺は素直にこう答える。
「あー・・・俺にはやっぱ処女は向かないわ。処女ばっか狙うお前の気持は分かんねー」
「マジで!?勿体ねーな。なら俺に任せてくれれば・・・」
「俺は後にも先にも処女貰うのはみなみだけでもう十分」
ちょっとドヤってしまっただろうか・・・
友人はつまらなそうに「ハイハイ」と俺の返事を聞き流す。
―――あれから、「しばらくできないと思う」と言っていたみなみとは何だかんだとコンスタントにセックスしている。
行為に慣れ、イク事を覚え・・・俺はみなみに沢山の事を教えた。
みなみも色んなことを覚えて・・・
回を重ねる度に変わる身体はすっかり俺仕様に仕込まれている。
こんな彼女はもう手放せない。
「女になったみなみちゃんに会いてーな・・・また呼べよみなみちゃん」
友人は悪びれもせず俺のみなみに接触したがる。
「は?ダメ!絶対もう嫌だ」
「何故!?」
「減るから!みなみが減るからだよ!」
・・・あの日を境に俺はみなみを友人知人に会わせたいと思わなくなってしまった。
だって会えばみなみはそいつにも笑いかけ、そいつと楽しそうに話すんだぜ?
無理だろ。
やっぱりどう考えたってみなみが減ってしまう。
・・・といいながら早二年、大輔は何だかんだウチに来ては俺のみなみを減らしていく。
またみなみが大輔の事を「大輔くん」なんて呼ぶのも面白くない。
呼ばれて嬉しそうにしているアイツも大問題だと思う。
そして初体験から二年、俺たちはといえば・・・
「はるとー」
「何」
「ねーえ、はるとー」
パソコンに向かう俺の背中にベッタリくっついて甘えるみなみ。
「パソコンばっか弄ってないで構ってー」
・・・犬か!
すっかり耳と尻尾の生えたみなみにため息をつく。
「・・・で?その後は?」
「えっ?ああ・・・まぁお陰様で」
デレそうになるのを隠すと必要以上に素っ気なくなる。
友人は俺たちの進展を大層喜んでくれて・・・
「どうだった?いいだろ処女」
処女が良かったかどうかと聞かれれば俺は素直にこう答える。
「あー・・・俺にはやっぱ処女は向かないわ。処女ばっか狙うお前の気持は分かんねー」
「マジで!?勿体ねーな。なら俺に任せてくれれば・・・」
「俺は後にも先にも処女貰うのはみなみだけでもう十分」
ちょっとドヤってしまっただろうか・・・
友人はつまらなそうに「ハイハイ」と俺の返事を聞き流す。
―――あれから、「しばらくできないと思う」と言っていたみなみとは何だかんだとコンスタントにセックスしている。
行為に慣れ、イク事を覚え・・・俺はみなみに沢山の事を教えた。
みなみも色んなことを覚えて・・・
回を重ねる度に変わる身体はすっかり俺仕様に仕込まれている。
こんな彼女はもう手放せない。
「女になったみなみちゃんに会いてーな・・・また呼べよみなみちゃん」
友人は悪びれもせず俺のみなみに接触したがる。
「は?ダメ!絶対もう嫌だ」
「何故!?」
「減るから!みなみが減るからだよ!」
・・・あの日を境に俺はみなみを友人知人に会わせたいと思わなくなってしまった。
だって会えばみなみはそいつにも笑いかけ、そいつと楽しそうに話すんだぜ?
無理だろ。
やっぱりどう考えたってみなみが減ってしまう。
・・・といいながら早二年、大輔は何だかんだウチに来ては俺のみなみを減らしていく。
またみなみが大輔の事を「大輔くん」なんて呼ぶのも面白くない。
呼ばれて嬉しそうにしているアイツも大問題だと思う。
そして初体験から二年、俺たちはといえば・・・
「はるとー」
「何」
「ねーえ、はるとー」
パソコンに向かう俺の背中にベッタリくっついて甘えるみなみ。
「パソコンばっか弄ってないで構ってー」
・・・犬か!
すっかり耳と尻尾の生えたみなみにため息をつく。