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限界Lovers
第31章 初めて記念日
それから、腕枕しながら話をしているといつの間にか眠っていた。


―――朝、カーテンの木漏れ日で目覚めるとスヤスヤと腕の中で寝息が聞こえる。



「・・・・・・・・・」


疲れたのだろう、みなみはよく寝ていた。
安心し切った寝顔があまりにも無防備で、起きた瞬間から胸がキュンキュンしてしまう。


「・・・ん、」


「目が覚めた?」


「おはよう遥斗さん」


目を擦りみなみが起き上がると布団から素肌が現れる。


それは言葉を失うほど綺麗だった。
女性らしい曲線に豊かな胸は形も良く、先端は桜色に淡く色づいている。


「・・・遥斗さんじゃないだろ?」


「・・・・・・遥斗」


恥ずかしそうなみなみはまた可愛くて、腰に抱きつきまたベッドに押し倒す。


「おはようみなみ」


「・・・・・・・・・」


「何照れてるんだよ」


「・・・照れるよ」



くすぐったい朝を迎えおはようのキスなんてしていると、俺はまた感じてしまう。


「・・・みなみ今はできないよ」


「うん・・・今は?」


「・・・しばらくできないと思う」


「・・・マジで?」


「だって穴が空いてるみたいなんだもん」


みなみはモジモジしてまた恥ずかしそうだ。
そのどれもが俺をくすぐって仕方ない。


「実際穴が空いたんだから仕方ないって」


「!!、もう・・・そういうコト言わないで!」


プイッと顔を背けるみなみを覗き込む。


「顔見ないで!」


「何でー?」


「何でも」


胸元まで赤くなった肌を見たらそこにキスしたくなって二人でじゃれて戯れる。


その後ベッドを降りるとシーツにはみなみが大人になった証がちゃんと残っていて、みなみは泣きそうに焦り俺は・・・にやける顔を必死で隠した。


・・・この時、俺はこの子なら責任取ってもいいかも・・・なんて漠然とながら結構重い事を考えていたりしたのだけど・・・


それがいつの間にか「この子の責任は俺が取りたい」に変わり・・・「ずっと一緒に居たい」になって「みなみと早く結婚したい」と悩むほどになるまでにそう時間はかからないことを・・・


この時の俺はまだ知らない。







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