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ビターチョコレート
第9章 不倫の果て‥‥‥未来へ
居酒屋を出て、
レンが予約しておいてくれたホテルに向かう。
いつものラブホテルではなく、
ホテルの玄関にはベルボーイが居たり、
ドアマンが居る。
パネルで部屋を選ぶわけではなく、
制服をきちんと着たフロントクラークが居た。
ロビーの中央にはクリスマスツリーが飾ってある。
私はクリスマスツリーを眺めた。
レンは鍵を取りに向かう。
こんな素敵なホテルに泊まるのは、
どれくらいぶりだ?
鍵を受け取り、
レンが私の手を取る。
「素敵ね」
「ホテルが?
クリスマスツリー?
それとも俺?」
「全部」
レンは笑う。
「こんなに素敵な夜があるのね」
「マリが喜んでくれて良かった」
「今日の日を忘れないわ」
「俺もだよ。
部屋に行こうか?」
「えぇ」
訳ありだけど、
愛し合う恋人達の夜が始まる。
レンが予約しておいてくれたホテルに向かう。
いつものラブホテルではなく、
ホテルの玄関にはベルボーイが居たり、
ドアマンが居る。
パネルで部屋を選ぶわけではなく、
制服をきちんと着たフロントクラークが居た。
ロビーの中央にはクリスマスツリーが飾ってある。
私はクリスマスツリーを眺めた。
レンは鍵を取りに向かう。
こんな素敵なホテルに泊まるのは、
どれくらいぶりだ?
鍵を受け取り、
レンが私の手を取る。
「素敵ね」
「ホテルが?
クリスマスツリー?
それとも俺?」
「全部」
レンは笑う。
「こんなに素敵な夜があるのね」
「マリが喜んでくれて良かった」
「今日の日を忘れないわ」
「俺もだよ。
部屋に行こうか?」
「えぇ」
訳ありだけど、
愛し合う恋人達の夜が始まる。